ハムスターの死
我が家には、ゴールデンハムスターがいました。
りんがオムツ卒業出来たご褒美で、2年前の春に飼い始めた子です。
その時の記事はこちら。
りんが名付けた、しろさぶろう。
2歳を過ぎたあたりから、餌のペレットが残っている日が増えてきました。
2か月前くらいから、野菜も少し残すようになりました。
1か月前になると、好物のものしか食べなくなりました。
そして、水を飲む量が極端に減りました。
動きも、明らかにゆっくりになり、後ろ足を使って立ち上がる事もなくなりました。
ハムスターの寿命は、2年から3年(個体差あり)です。
過去にも飼ったことがあるので、寿命が近づいているとすぐに解りました。
りん「どうぶつびょういんに連れて行ったほうがいいんじゃない?」
うーん・・。1歳とかの若ハムだったら何かの病気を疑って病院に行きますが、
もう明らかな老ハムを、行ったこともない病院に連れて行くのは余計寿命を縮めそう・・。
特にしろさぶろうはかなり神経質な子なので、負担が大き過ぎると思いました。
私達と交流してくれるのは、餌の時間だけ。
寝るところ
餌を食べるところ
餌を蓄えるところ
うんちを集めるところ
おしっこをするところ
全ていつも数センチもずれずに同じ場所でする子なんです。
(お陰でこちらは掃除が楽でしたが)
私「しろさぶろうは病気じゃないんだよ。だからお医者さんに行っても治せない。
生き物は歳をとったら死んじゃうの。ハムスターは人間よりもすごくすごく早く歳をとるの。今のうちにりんは白三郎にやってあげたいことをやっておきなさい」
と、りんに言い聞かせておきましたが、わかっているのかわかってないのか、心配してるのかしてないのか、微妙な反応をするりんでした。
亡くなる数日前。
少し歩くのも辛そうな白三郎。そろそろかな・・と思いました。餌はやわらかくして巣箱の前に置いておくとなんとか食べていました。
亡くなる前日、仕事から帰って生存確認をするとまだ生きていましたが、目も開かず、少し頭を動かすだけで、もう歩くことは出来ないようでした。すりおろしたりんごを口元に持っていくも、食べてくれませんでした。可哀想・・。
今日の夜中から明日くらいかな・・。
私「りん、多分明日にはしろさぶろうとお別れになっちゃうからね。今のうちにありがとうって言っておいて」
りん「しろさぶろう、いつもカワイイところをみせてくれてありがとう」
そして、次の日の早朝、巣箱の中で冷たくなっているしろさぶろうがいました。
りんとパパを起こして、家族で泣きました。
りん「しろさぶろう、死んだらどうなるの?また赤ちゃんに戻らないの?」
うーん・・・。死んだらどうなるのかなんて、5歳のりんにどう説明すればいいのだろうか・・。
正直に、『死んだらどうなるのかなんて死んでみなきゃ解らないんだから誰も正解はわからないんだよ』とはりんが可哀想で言う事が出来ず、
「天国で見守ってくれるんだよ」「お星さまになるんだよ」としか言えませんでした。
その日の夜、ペット葬儀の業者にお迎えに来てもらいました。
話し合って、合同のペットのお墓に入れてあげるのが一番という結果になりました。
奇麗な箱にしろさぶろうを入れて、大好きだった餌を入れておきました。
葬儀業者の人にしろさぶろうを渡して、最後のお別れをしました。
りん「しろさぶろおおお~~~~!!ぇええええん!!一緒にいたかったよおお!4にん家族がよかったよおお!!」
と葬儀業者の車が見えなくなると大泣きするりんでした。
でも、目の前にお菓子があるとすぐにそっちに気が行ってたので、5歳児はそんなもんかと思いました。
あれから毎日、りんは「しろさぶろう、今頃どうしているの?もう天国ついたかな?」
と、話しています。
しかし引っ越しする直前のこのタイミングでこういうことになるって、
偶然だとは思いますが、何かを察知されたようにも思ってしまいます・・。
引っ越したらしろさぶろうの部屋は静かな和室にしようと話していたんですけどね・・。
引っ越しが嫌だったのかな・・。怖かったのかな・・。そう考えると胸が痛みます・・。
しろさぶろう、沢山癒してくれてありがとう。
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