のんびりりんちゃんリハビリ日記

娘、りんは両下肢麻痺があり上手に歩けませんが、本人なりにのんびり発達しています。

保育園の席を前日に自分達で決めるようになった件

先日の朝、保育園に行くと、教室のホワイトボードに座席の絵が描かれていて、
子供達の名前が書いたマグネットが並べられていました。
その横に、


「今日から、明日のお席を自分達で決めます。夕方、お当番さんから順番に、座りたい席に自分の名前のマグネットをつけていきます。」


というような内容のルールが書かれていました。


これを見てまず思ったのは、
「私が子供だったら絶対嫌だなあ・・・」
です・・。私は大人しい子供だったので、自分から「この席が良い!」と決められません。それで、もしお友達に「あなたの隣は嫌」とか言われたら傷付きます・・。
子供は素直なんで平気で言うんですよね~。


どうしてこういうことになったのでしょうか。
いつも朝、席のことで揉めるから?
社会性を身に付けるには良いかもしれないが、嫌な子は嫌だと思うぞ・・。


りんは私と違うタイプですが、心配なのは「一緒に座ろう」と言ってくれるお友達に対して「嫌!」と言わないか・・・。
と、いうのも、りんはR君が大好き過ぎて、いつも「R君王子様のおとなりに座りたい」と言っているんです・・。こんなところだけマセガキで困ります・・。
あまりのお熱っぷりに、親の私も若干ひいてる位です・・。
なので、もしR君以外のお友達に「お隣に座ろう」と言われたら平然と断りそう・・。
クラスの子は全員好きな筈なのに、言葉が足りないりんは「イヤ」としか言えなそう・・。
R君だって、りんよりも仲良しな男の子と座りたいと思っているだろうに、りんが我儘を通そうとしないだろうか・・?


そんな心配をしながら、夜保育園のお迎えに行くと、早速座席表にマグネットが付けられていました。


予想通り、りんはR君のお隣をゲットしていました。


解りやすいやつめ・・。恥ずかしくなるわ。


りんと仲のいい女の子のお友達の隣は空いていました。
偶然かもしれないが、りんが断ったとしたら申し訳ない・・。


「りん、R君が好きなのはわかるけど、もし他のお友達がお隣に座ろうって言ってきたときには「嫌」と言うんじゃないよ。」


りん「だって、Rくん王子様と座りたいんだもん」


「そういうときは『××ちゃんも大好きだけど、今日はR君と座りたいから明日は隣に座ろうね』とか、相手の気持ちを考えて言うんだよ。それにR君だってりんよりも○○君や△△君と男の子同士で座りたいと思っているんだから、毎回無理言っちゃだめだよ」


りん「でも、男同士は結婚できないんだよ」


結婚関係ないだろ!
何を考えて席を選んでいるんだこいつは。


まあ、毎日この無理のあるりんの主張が通るわけがない。
先生が上手くまとめてくれるだろう。。



ー 次の日。


マグネットの座席表は、りんと仲のいい女の子友達が隣同士になっていました。
R君も、仲のいい男の子とお隣になっていました。


ふふふ。逃げられたな。(笑)


「あ、明日のお席××ちゃんと一緒なんだねー。R君と一緒じゃなくて良いの?」


りん「うん。R君は〇〇君が一番だ~い好きだから、〇〇君のお隣が良いんだって」


「やっぱりそうでしょう?男の子同士で座りたいんだよ」


りん「いいもん。R君話しかけても『う〇こ』しか言わないし。。


「(笑)」


りん「まったく、ふざけすぎなんだよ男子は。。」



フラれたからっていきなり男嫌い風の女子に変貌か。(笑)
自分だってふざけてるくせに。


しかし『男子』って久しぶりに聞いたんだけど、幼児でも使うのかしら?




※後日、段々飽きてきて、「別にどの席でも誰のお隣でもいいやー」と、どうでもよくなってきているりんでした。