100かいだてのいえ

偕成社

本

絵本　１００かいだてのいえ
トチくんという男の子が１００階建ての家に招待され、
一階から１００階まで登っていって、最後にくもの王子様に会って友達になるという
お話です。物語どうこうより、絵が面白い。10階ごとに違う生き物が住んでいて、
それぞれお食事をしていたり、お風呂に入っていたり、寝ていたり・・。目に付くものがいっぱい。よく描き込まれています。
りんも「これはなに？見て見て～！」等と言ってなかなか読み終わりません。

昨日も読んであげたのですが、この時はいつもと違った反応を見せました。

最後にくものおうじさまが登場すると、

「きゃー！おうじさま～！」

と、裏声をだし、頬に手をあて、くねくねしていたのです。

「おうじさま～！かっこいいねえ～～！」

・・・え！？

りん、2歳10か月、はじめて異性をかっこいいと言った瞬間でした。

近くにいた旦那も
「おいおい！マセ過ぎじゃないのか！？」
と、身を乗り出してしまいました。

しかも、くものおうじさまって・・

↑これ

完全に虫じゃねえか。

単に「おうじさま」というワード＝かっこいいで
解釈しただけのものと思いたい・・。

足のことばかり考えている毎日ですが、
たまには知能も鍛えた方が良いと思い、パズルを購入しました。

色々なキャラクターのパズルが出ていますが、無難なアンパンマンに決定。
３０ピース。まあはじめはこんなもんでしょう。

最初は各キャラの顔のピースを使ってアンパンマンごっこを始めたのでコイツ大丈夫かと思いましたが、一緒にやっていくうちに日に日にコツを覚えてきた様子。。

「端からやった方が良いよ」というアドバイスは通じず‥。でも、
「わかんないのは後にしよう」という言葉は通じたようで、
うまくハマりそうもないピースは避けるようになりました。

一日２回ずつやって、４日目でようやく一人で完成させることができました～。

苦手なピースが一つあり、それを最後に残し、
「ママ、やって～！」
「嫌よ。やるなら一緒にやろう」
「いや～！ママやって～！」

‥放っておいたら自分ではめていました。(笑)

想像以上に、パズルって良いですね。手先の器用さも鍛えられそうだし、
心なしか日に日に集中力がついているような気がします。

この時期しか言ってくれないであろう、
「パパとけっこんする」と、言わせる作戦に燃えている旦那。

「りんちゃん、パパとけっこんしよう！」
「いや！けっこんしない！」

・・毎回のように断られています。

りんは最近、おもちゃの電話で電話ごっこ遊びをよくしているのですが
「もちもち、プーさん、りんね、パパきらい。パパとけっこんしない」
と、電話先のプーさんらしき人に相談していました。(笑)
一応「けっこん＝好きな人とすること」というのは理解しているようです。

「けっこんしない」が、お決まりになってきたころ、
ある日、パパがチョコレートアイスを食べていたら、

「りん、パパとけっこんする！！」

と、突然言い出しました！

アイスを分けてほしいという下心が見え見えです！

しかし、旦那は大感激しています！

「チョコアイスあげるね！」
「りんね、パパすき～！」
「もっとあげちゃう！」

アイスがなくなった途端、

「りん、パパとけっこんしない。」

２歳児に翻弄されている親父・・・。
これでいいのか・・。