のんびりりんちゃんリハビリ日記

娘、りんは両下肢麻痺があり上手に歩けませんが、本人なりにのんびり発達しています。

発達の遅れに気づくまで③

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次の日に市立病院に行くと、発達相談の時と同じお医者さんがいました。
「とりあえず1歳過ぎたらMRI検査をして、異常がないか見てみましょう」


子どものMRI検査はじっとしていられない為、全身麻酔で眠らせて検査をするそうだ。
何かあったら大変なので一泊入院しなければいけないという‥。なんだか可哀想‥。


悶々とした時を過ごしながら、一歳を迎えました。
この頃、やっとお座りが出来るようになりましたが「割座」と言われるおばあちゃん座りしか出来ません。他の赤ちゃんがお座りしている姿と見比べると、何かが違う…と違和感を感じていました。やっぱり何か異常があるのか…。


眠れない夜を過ごし、MRI検査の日になりました。
検査は午後なのですが、麻酔の効きをよくするため、の日は朝から飲まず食わず。昼寝もさせないでほしいとの事‥。


1歳児にそんなことしたら機嫌が悪くなって泣くに決まってるだろ‥!


作戦を立て、前日は遅めに寝て、朝は遅めに起きてもらい、おもちゃなどでなんとか騙し騙しご機嫌取りをして、MRI検査の時間まで過ごしました。
麻酔を打つ時は大泣きしていましたが、すぐに効いてきて、1分後には熟睡。
MRI検査も20分位で終わり、後は病室に戻り、目覚めるのを待つだけです。


一時間も経たないうちに目が覚め、病院のごはんを食べました。
ミルクが主食、ごはんは殆ど食べない筈のりんでしたが、さすがにお腹が空いていたのかパクパク食べていました。
ごはんを食べたらこの日はさようなら。病院で一晩様子を見てもらいます。


こんなチビ助が病室の檻のようなベットに一人きりで一泊するなんて‥親としては辛いものがありました‥。でもここに長期入院している方達はもっともっと辛いんだろうなあ‥。

次の日の朝、きっとあの子は泣き疲れているだろうと心配しながら迎えに行くと、
「とってもにこにこしていてお利口さんでしたよ~。」
と看護師さん。ええ~!?そうなんですか‥。
‥さすが保育園っ子‥。まあ夜は寝るだけだからそんなに長く感じなかったのかな‥?


検査の結果は「異常なし」


お医者さんは「異常はないけど、ちょっと脳室が大きいのが気になるから、詳しい先生を紹介するね」と、県内一大きなこども医療センターを紹介されました。


脳室?なんだそれ?大きいとどうなんだ?スカスカってことか??


色々つっこみたいけど小心者の私は何も聞くことができず、紹介先の病院の予約をしました‥。


つづく